脂質
血液中の余分な脂肪分が血管内にたまると、動脈硬化を 促進して脳梗塞などの病気コレステロールの原因となります。 最も重視されるのは‘悪玉コレステロール’のLDLコレステロールで、これが高いと動脈硬化を起こしやすくなります。逆に‘善玉コレステロール’のHDLコレステロールは、余分なコレステロールを回収して動脈硬化を予防します。

高コレステロール血症診断基準
(mg/dl) 血清総コレステロール LDLコレステロール
適正域 200 未満

120未満

境界域 200 〜219 120 〜139
高コレステロール血症 220 以上 140 以上
 (日本動脈硬化学会高脂血症ガイドライン検討委員会,1997)

総コレステロールが高い場合は、肉の脂身・バター・卵黄などを控えて、大豆などのたんぱく質や緑黄色野菜を多くとりましょう。

 

トリグリセライド血症診断基準値 150mg/dl以上
トリグリセライド(中性脂肪)が高い場合は、糖分(甘い菓子・果物)やアルコールを減らして、体重をコントロールしましょう。

 

低HDLコレステロール血症診断基準値 40mg/dl未満
HDLコレステロールが低い場合は、特に禁煙と運動不足の解消につとめましょう。



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