結果の見かた
 

基準範囲は健康とされる人たちの検査値を、統計処理して定めたもので、一般的な参考値です。基準範囲を外れたからといって病気とは限りません。
診断は、診察所見や関連する他の検査、問診の情報、過去の経年的データによって総合的に判定されています。

 

 



各検査について

血圧
肥満
糖代謝
脂質
その他の検査


診察
私たちのからだは常に変化しています

健診結果「異常なし」は将来病気にかからないという保証ではありません。
あくまでも受診された時点の状態です。診断結果を過信しすぎないようにし、常に健康を維持する生活を心掛けましょう。

 

 
健康診断の価値は事後措置を行うことで生まれます

健康診断では発見するのが難しい病気もあります。健診結果が、たとえ「異常なし」であっても自覚症状がある場合は、積極的に受診しましょう。

 
 
迷わず受診を!!

要精密検査・要再検は、迷わず受診を!!
「たいしたことはない」と自己判断したり、「忙しい」などの理由から、そのまま放置しておくことは最も良くないことです。病状が進んで手遅れにならないとも限りません。

 

 
  
報告書のご案内

結果報告書・個人票のサンプルです。 (画像をクリックすると拡大表示します。 )
この他、健康診断の種類ごとに各種報告書があります。

健康診断結果報告書(89KB)
健康診断個人票(117KB)
 
[ページのトップへ]



    
判定・指示の意味
健 診 結 果
意 味 ・ 注 意 点
異常なし(A) 健康な人の95%が当てはまるように設定された基準値(正常値)に当てはまる結果。(※ 検査を実施する医療機関や、検査・測定方法などによって異なる場合があります)
心配なし(B) 基準範囲外ですが、検査値には個人差があり、その日のコンディションにも左右されます。細かい数値に神経質にならず、基準値は柔軟性をもってとらえましょう。
要生活注意(CI) 日常生活に注意すれば比較的容易に改善されます。
要経過観察(CII) 服薬などの治療は不要ですが、日常生活に注意をし、ある期間内に繰り返し検査し、その検査を追跡観察する必要があります。
要再検(CIV) 検査所見に異常の疑いや、検査結果が基準値からはずれていて、もう一度検査をして確認する必要があります。
要精密検査(E) 今回の検査より詳しい検査をし、異常の状況を確認する必要があります。(病気と診断されたわけではありません。精密検査によって、結果の多くは、「異常なし」や生活習慣を改善し経過観察するよう指示されるなど状態が明確になります。)
要治療(D) 治療の必要がありますので、お近くの医療機関で医師の診察を受けて下さい。
要経過観察継続(CIII)
要治療継続(F)
今回の検査結果で「異常なし」や、前回とあまり変わっていなくても主治医に健診結果をみせて相談し指示を受けて下さい。